「ぼくのメジャースプーン」(辻村深月 著。講談社文庫)を読みました。

ブックカバー3
「ぼくのメジャースプーン」(辻村深月 著。講談社文庫)を読みました。

この本の作者の著書は、何冊か読みました。

その中で、「朝が来る」「ツナグ」が印象に残っています。

私はたくさん本を読むけれど、読んだ端から中身を忘れてしまいます。

読書しても実になってないのです。

でもこの作者の著書は印象深い。

上手いんでしょうねえ。

今回のこの本も、よかったです。


幼馴染のふみちゃんに起きた事件。

それで言葉を失ったふみちゃんのために「ぼく」が闘う。己の持つ不思議な力で。

途中で、どう考えるのが正しいんだろうか、なんて立ち止まってしまいました。



486ページ

誰かが死んで、それで哀しくなって泣いてても、それは結局、その人がいなくなっちゃった自分のことがかわいそうで泣いてるんだって。人間は、自分のためにしか涙が出ないんだって、そう聴きました。

馬鹿ですね。責任を感じるから、自分のためにその人間が必要だから、その人が悲しいことが嫌だから。そうやって、『自分のため』の気もちで結びつき、相手に執着する。その気持ちを、人はそれでも愛とよぶんです。





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